遊戯王愛が強過ぎて、趣味の延長やプロキシ用にオリカを作る人が増えているようです。
私もその一人で、オリカの作り方について紹介記事をいくつか書いてますので、興味のある人は見てみて下さい!
オリカの販売や配布はアウトなので、趣味の範囲に抑えておきましょう。
そして、最近のオリカはクオリティの高いものが多く、フリマアプリなんかでも本物と偽ってオリカを正規品価格で販売し、トラブルになるケースが多いようです。
例えばこちらのカード。
どちらかが本物でどちらかがオリカなのですが、皆さんにはわかりましたでしょうか?
答えは簡単ですね!
左が本物で右がオリカです。
この記事を書いている時点で日版の『星杯神楽イヴ』にはウルトラレアが存在しないので、遊戯王通ならパッと見ですぐわかります。
※今回は判別が難しいような本物とオリカが無かったのでわかりやすいものを使用していてすいません。
でもオリカのクオリティとしては良くできていますね。実際に同じレアリティが存在していて遠目からだったら間違えてしまいそうです。
ただどんなにクオリティの高いオリカでも本物に寄せられない部分がいくつかあるので、そこをチェックすれば大半のオリカは本物かどうか区別できるので、今回はそのチェックポイントについて紹介していきます。
目次
一般的な本物(公式)カードとオリカの見分け方
本物とオリカを見分ける場合の大きなチェックポイントは主に2つあります。
その2つというのがこちらになります。
・オリカは表面がテカテカしている
・オリカは公式のカードより厚みがある
それぞれ紹介します。
オリカは表面がテカテカしている
オリカかどうかの簡単な見分け方は、まずカードの表面(イラスト側)の光沢を確認する方法です。
オリカ(特にレア加工がされているもの)はOHPシートというものにオリカ画像を印刷してレア加工をする方法が一般的なので、公式のカードと比較して表面がテカテカするのが特徴です。
こちらは本物の遊戯王カードの表面です。
対してオリカの表面はこんな感じです。
OHPシートの光沢が反射して、ツルツルというかテッカテカに光ります。
使っているOHPシートによっては1回触っただけで指紋が付くくらいのものもあります。
本物のスーパーレア以上のレアリティでもここまでテカテカはしてないですし、違和感があるのでオリカを知らない人でも気づくと思います。
手に取っていろんな角度から確認すればすぐにわかるのですが、フリマアプリなどの写真だけで判断するのは難しい場合が多い(出品者があえてそうしている)ので、高額カードが格安出品されていたら写真を追加してもらうなどお願いした方がいいです。
オリカは公式のカードより厚みがある
もう1つの簡単な見分け方は、カードの厚みをチェックする事です。
レア加工してあるオリカの基本的な作り方は、本物のカードにホログラムシートを挟んで印刷したオリカ画像を重ねる、というものになります。
本物のカードを台紙として使用しているので、裏からみると本物と間違えやすいです。
※さっきの『星杯神楽イヴ』のオリカの裏面です。
フリマでこんな写真使われたら間違えてしまいます・・・
でも横から見たらわかりやすいです。
なんとなくわかりますが、もっとわかりやすいように真横から見てみましょう。
一目瞭然ですね!
これなら見た目でもわかりますし、本物のカードにOHPシートやホログラムシートの厚みが増すので持っただけでわかります。
中にはオリカ画像を台紙に貼らず、OHPシートにホログラムシートを貼ってレア加工だけしたペラペラな状態でスリーブに入れて隠してある場合もあります。
透明以外のスリーブに入れたら裏面は公式のもので無くても関係ないですからね。
こういう場合はスリーブから出して裏面を見せてもらえば一発でわかりますし、ペラペラなので持っただけでもわかります。
右が台紙にホログラムシートを貼った状態ですが、台紙を使用していない場合は左のオリカ画像にホログラムシートを貼っているだけの可能性が高いです。
オリカの疑いがある場合は、横から確認したり裏面を見せてもらうのも有効です。
その他の本物とオリカの見分け方
他にも、オリカかどうか見分けるポイントがいくつかあります。
・フォントをチェック
・偽造防止ホログラムをチェック
それぞれ紹介します。
フォントをチェック
まずはフォントをチェックする方法です。
公式遊戯王カードのフォントはDFP隷書体/DHP隷書体というものを使用されているそうなのですが、このフォントは一般的に有料らしいです。
高クオリティオリカはこの辺りもしっかり寄せて再現してあるのですが、私のような趣味程度のオリカであれば無料フォントでやってしまうので、ものによってはフォントを見ただけで判断する事ができます。
近くにあったのでw
左が本物で、右が私が作ったオリカです。
フォントを比較すると、フォント自体が違うし文字のサイズも全然違うし、ルビも振っていません。
このようにフォントを見ただけでわかる場合もありますが、高精度のものはしっかり再現されてますので注意が必要です。
偽造防止ホログラムをチェック
もう一つは、偽造防止ホログラムをチェック方法です。
手抜きのオリカはココが銀色に寄せているだけでミレニアムアイみたいな目ん玉マークがないので簡単にわかります。
本物のカードを台紙として使っている場合はOHPシートの下から本物の偽造防止ホログラム透かして再現している事が多いので目ん玉マークは出てくるのですが、OHPシート越しで浮き出ているので、凹っとしているというか空気が入っているというか、よく見ると違和感が感じられます。
ここもチェックポイントの1つです。
本物(公式)カードとオリカの見分け方まとめ
遊戯王カードの本物とオリカの見分け方紹介でした。
オリカは個人で楽しむ分にはいいと思いますが、中には悪用する人もいます。
本物とオリカを間違えないように、チェックポイントをしっかり押さえておきましょう!