ご結婚された皆さん、まずはご結婚おめでとうございます!
結婚をしたら結婚式を挙げたい、そんなカップルは多いのではないでしょうか。
そして、結婚式を挙げる事が決まったけど、結婚式場もいろいろあってどこが自分たちの理想とする結婚式ができるのかわからない、という方が多いと思います。
私も結婚式を挙げると決めた時、この記事を読んでいる皆さんと同じ状況でした。
結婚式って基本的に挙げたとしても人生で1回ですよね。
でもその式自体が初めての経験なので、挙げると決めてからいろいろ調べ始めると思います。
そうすると結婚式場にもいろいろタイプがある事がわかり、何を基準に選べばいいのかわからなくなると思います。
でも結婚式は人生で1回限り(基本的には)
費用も高いですし、やるなら自分たちの理想の式にしたいですよね。
そこで今回は、私たちが結婚式場を選んだ時の選び方やポイントを紹介しようと思います。
これから結婚式を挙げる予定の皆さんに、少しでも参考にしていただけたら幸いです。
目次
後悔しない為には、まずどんな式にしたいか希望や条件を考えよう
結婚式を挙げたい場合、どんな結婚式にしたいか少なからずでも希望する事があると思います。
例えば私たちの場合、ザックリですが以下のような条件を書き出してみました。
結婚式の希望・条件(私たちの場合)
・自分たちが主役ではなく、今までお世話になった人への感謝を伝えたい。
→本当の主役は親族を始めとしたゲストの皆。堅苦しい雰囲気ではなく、ゲストとの距離が近い式。
・挙式のスタイルは人前式
※人前式とは、結婚の誓いを神仏に対して行うのではなく、ゲスト全員に結婚の証人となってもらうスタイルです。
・結婚式当日は、式の前後でゲストがゆっくり観光など楽しめるように、3連休以上の連休の中日で行いたい。
・嫁はももクロが好きなので、会場全体の雰囲気をももクロカラーにしたい。
・私はポケモンが好きなので、どこかでポケモンの要素を取り込んだ演出をしたい。
こんな感じで書き出してみると、自分たちにはどんな結婚式のスタイルが似合ってるか見えてきます。
まずはザックリで構いません。
式場が決まってウェディングプランナーさんと打ち合わせが始まると、上記のような希望を元にいろいろ提案してくれます。
まずは式場選びの参考にする為に、希望の条件をパートナーといろいろ話し合ってみましょう。
よくある結婚式場選びのポイント・条件
他にもよくある希望条件を紹介しておきます。こちらも参考にしてみて下さい!
何人招待したいか人数を確認する
気に入った式場があっても、呼びたい人数に対応できない広さの会場があります。
自分たちの結婚式には誰を呼びたいのか確認し、合計で何人位になりそうか確認しておきましょう。
そして、式場を選ぶ時の説明会(ブライダルフェア等)で呼びたい人数をその式場では対応可能かを確認しておきましょう。
挙式の希望の時期やお日柄、曜日はあるか
結婚式にも人気の時期やお日柄などがあります。
例えば、過ごしやすい春や秋は人気があるシーズンになります。
また、人気のある曜日としては土日で、お日柄だと大安や友引が上げられます。
逆に人気の無いシーズン等だと、値引を貰える事もあるようです。
なので、費用を抑えたい場合はあえて人気の無い時期に挙式するのも有りだと思います。
この場合、値引きが貰えるか事前に確認しておきましょう。
結婚式場のエリアやアクセス面から式場を決める
ゲストの事を思うと、会場までのアクセスの良い場所を選びたいですよね。
また、遠方からのゲストは観光をしたい方もいるかもしれませんし、エリアを重視される方も多いです。
私たちの場合、今はそこそこ都会のエリアに住んでいるので、結婚式もそのエリアで行いました。
しかし、私たちの出身は地方なので、参列者の多くは地方から来ていただきました。
なので、事前に観光スポットなどお勧め場所の問い合わせが多かったです。
参列者の事も考えて、観光スポットが近くにある結婚式場を選ぶのも1つのポイントかもしれませんね。
結婚式の予算から結婚式場を選ぶ
結婚式場の違いや、挙式スタイルによっても費用が変わってきます。
ご祝儀があると言っても、足りなくて自己負担する事になる可能性もあります。(私たちがそうでした。)
結婚式の費用は式場や人数によって変わってきますが、ご祝儀の一般的な相場は1人当たり3万円×人数程と言われています。
結婚式費用からご祝儀を引いた額が自己負担金になります。
自己負担できる予算はいくらか確認しておき、選びたい結婚式場や挙式内容が予算内でできそうかから選ぶのも1つのポイントです。
結婚式場にも種類有り。それぞれ特徴を紹介
皆さん、結婚式場にもいろいろ種類がある事をご存じでしょうか。
お恥かしい話ですが、私は親族や友人の結婚式に一度も参加したことが無く、式に参加するのは自分の結婚式が初めてでした。
結婚式に何度か参加された事がある方はわかると思いますが、結婚式場にもいろいろ種類があり、それぞれ特徴が異なります。
私のように結婚式にあまり参加された事の無い方には知らない方もおられると思うので、まずはそちらを説明します。
結婚式場の種類・特徴
結婚式場には大きく分けて『ホテル』『専門式場』『レストラン』『ゲストハウス』の4つのタイプがあります。
タイプが違うので、それぞれ良い所・悪い所があります。比較してみると自分たちに合ったタイプがどれなのか、イメージがしやすいです。
結婚式場の種類:ホテル
◆メリット
宿泊・宴会・レストランなどの複合施設の為、エレベーターや駐車場などの設備が整っています。
会場自体がホテルの為、遠方から参加された方もその日の宿に困ることはありません。
駅から近い等、立地条件もいい場所が多くアクセスしやすいです。
◆デメリット
複合施設である事から、同じホテルの別室では別のカップルの挙式が行われていたり、宴会で盛り上がっている場合が多いです。
その音が自分たちの式の最中に聞こえてくる事があったり、式とは関係のない一般の方と通路で鉢合わせになる可能性があります。
結婚式場の種類:専門式場
◆メリット
結婚式専門の会場で、挙式や披露宴の会場が同一の施設内に併設されています。
チャペルもあり、神前式希望のカップルに人気があります。
スタッフも婚礼専門のプロの方ばかりなので、オリジナルの演出などの提案もしてくれるところが多いです。
◆デメリット
こちらも他のカップルのゲストと鉢合わせする事があります。
ホテルのように部屋数があるわけではないので、1日に挙式できる組が少ないです。
つまり、大安や吉日などの日取りによっては予約が一杯で、かなり先の挙式になる可能性があります。
結婚式場の種類:レストラン
◆メリット
通常はレストラン営業の店を貸し切って式を行います。
最近では婚礼向けのレストランも増えています。
結婚式に参加したゲストの楽しみの1つは食事です。
会場内から厨房を見れる作りになっており、料理を作っている所をパフォーマンスとしてゲストに楽しんでもらう事ができます。
出来上がった料理もすぐにゲストの元に届ける事ができるので、温かいうちに召し上がっていただく事ができます。
レストランなので、結婚式が終わった後も記念日等に食事に行くことができます。
◆デメリット
控室や待合場所が狭い施設が多いです。
また、結婚式のプロというよりは料理のプロになるので、専門式場のスタッフのように結婚式に精通しているわけではないです。
結婚式場の種類:ゲストハウス
◆メリット
施設を貸し切って、自分たちの好きなように会場をアレンジする事ができます。
ガーデンでデザートビュッフェなども楽しむ事ができます。
また、貸し切りなので、他の利用者と鉢合わせる事がありません。
◆デメリット
他のタイプと比べると施設にもよりますが、価格面で高くなる傾向にあります。
ガーデンでいろいろ演出を予定している場合、式の当日雨が降ると屋内に変更になります。
もし雨の時はどうなるのか、打ち合わせの時に確認しましょう。
また、式当日の時期的によっては外での演出が不評に感じられる場合があります。(真夏や冬は特に)
こちらは事前にある程度予測ができるので、ガーデンでの演出を行った方がいいのか、見当してみましょう。
因みに私たちの場合、最初にお伝えしたザックリした条件と照らし合わせた結果、【ゲストハウス】が合っているという結論に至りました。
気になる結婚式場のブライダルフェアに参加する
施設の種類・特徴がわかっただけでも、自分たちにはどのタイプが合っているのか大まかにはわかったと思います。
施設のタイプがある程度決まったら、次は式を行う会場を選びましょう。
同じタイプの施設であっても、立地や提供しているサービスなどいろいろと条件が違います。
気になった施設が見つかったら、ブライダルフェアに参加して式場の下見やスタッフに話を聞いてみましょう。
ブライダルフェアとは
ブライダルフェアとは、結婚式を予定しているカップルやその家族を対象とした、結婚式場などで開催されるイベントです。
具体的な内容としては、実際に式場に行って会場を見学したり、スタッフの方にサービス内容を聞く事ができます。
基本的には無料で参加する事ができるので、3~4件程フェアに参加して、施設毎の違いを比較してみましょう。
ブライダルフェアの参加はとても重要だと思うので、是非参加して下さい!
ブライダルフェアの参加特典
フェアに参加すると、特典が付いてくる事が多いです。
私の場合参加した特典として、結婚式で出てくる一部の料理を無料で試食する事ができました。
また、初めての参加でそのままその式場を予約すると、結婚式の費用の一部が値引きされる特典もありました。(その時の値引額は確か10万~20万円程でした。)
参加費無料で特典がいろいろあるので、気になったら是非参加してみましょう!(※事前予約が必要な場合が多いです。)
ブライダルフェア参加の注意点
ブライダルフェアはいろいろとお得ですが、注意点もあります。
拘束時間が長い
ブライダルフェアは拘束される時間が長いです。
私の場合、短くても3時間はかかりました。
また、参加した当日に仮予約をすると値引特典も貰える事から、見積もりをお願いして仮予約するか話し合いをすると、半日はフェアに参加していました。
スケジュールに余裕がある日を予約しましょう!
式場を仮予約してキャンセルすると、違約金が発生する場合がある
ブライダルフェアに参加すると、参加日にそのまま挙式予約すると値引が貰えるというキャンペーンを行っている式場が多くありました。
値引特典が勿体ないからという理由で安易に仮予約してしまうと、他の式場を気に入ってキャンセルをする時に、違約金が発生する場合が多いです。
違約金の額は式当日に近づく程高くなります。
私たちの場合は仮予約して1週間後にキャンセルし、5万円の違約金が発生しました。
お得だからといって、安易に仮予約しないようにしましょう。
もちろん、仮予約した式場でそのまま式を挙げるのであれば値引特典を思った方がお得です。
判断が難しいので慎重に仮予約するか決めましょう。
後悔しない結婚式場選び方ポイントまとめ
以上、式場選びのポイントでした。
記事の内容をまとめると、
- どんな式にしたいのか希望・条件を考える
- ①を叶える為には、どのタイプの式場が合っているのか確認する
- ②が決まったら、実際にそのタイプの式場のブライダルフェアに参加する
- 仮予約は慎重に!
この流れで式場を選ぶと、自分たちに合った式場を見つける事ができると思います。
結婚式は人生の大きなライフイベントです。
思い出に残る結婚式ができるように、この記事を参考にして理想の結婚式場を見つけて下さい!